現在分詞〜高校英語
現在分詞は中学英語でも学習しています。
ただ、忘れている人もいるかもしれませんので、このページでは、現在分詞の基本を解説しています。
※)なお、このページでは中学英語は理解できているという前提の下、高校英語の文法を解説しています。中学英語が理解できていない場合は、あらかじめ、「基本にカエル英語の本(スリーエーネットワーク)」「もう一度中学英語(日本実業出版社)」「眺めてわかる英語の本(あさ出版)」のいずれかを読むことをお勧めします。
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現在分詞
以下の例文に注目してください。
(例文)「ソファで眠っている赤ん坊」
どのような赤ん坊ですか?
そうですね。ベットで眠っている赤ん坊でもなくて、部屋で眠っている赤ん坊でもなくて、「ソファで眠っている赤ん坊」です。つまり、「ソファで眠っている」は、どのような赤ん坊なのかを説明している語句です。
このように、どのような名詞なのかを説明する語句を「形容詞句」といいます。形容詞句詞を見つけたら、必ず<>をつけてください。
ソファで眠っている赤ん坊
→<ソファで眠っている>赤ん坊
< >は、どのような赤ん坊なのかを説明している形容詞句
ところで、日本語では、どんなに長い形容詞句でもの名詞の前にもっていきます。
<例>
<サングラスをかけた>少年
<右手をあげている>少女
しかし、英語では、長い形容詞句は名詞の後にもってきます。
上記の例でいえば、「赤ん坊<ソファで眠っている>」という語順になります。
さて、この「赤ん坊<ソファで眠っている>」ですが、どのように英語になおせばいいのでしょうか?
赤ん坊は「a baby」です。
では、「ソファで眠っている」の部分をどのように訳せばいいのでしょうか?
まずは、「ソファで眠っている」に「私は」を加えてください。
「私はソファで眠っている」なら英語になおせますよね。
I am sleeping on the sofa.
ここから、勝手に付け加えた「私は」と「beV」を取り除いてください。
(I)(am)sleeping on the sofa.
よって、「ソファで眠っている」は、「sleeping on the sofa.」であるとわかります。
よって、「赤ん坊<ソファで眠っている>」は、「a baby<sleeping on the sofa>」になります。
動詞のing形を見たら、下の3つの訳のどれかになります。
1.現在進行形
「be動詞+動詞のing形」は現在進行形で「〜しているところ」と訳します。
(例:I am playing baseball.)(私は野球をしているところです)
2.現在分詞
「動詞のing形+名詞」または「名詞+動詞のing形〜」で
「〜している(名詞)」となり、どのような名詞なのかを説明するのです。
(例:The boy<playing the guitar>is John.)
(ギターを弾いている少年はジョンです。)
3.動名詞
「動詞のing形」だけだと「〜すること」と訳します。
(例:I like playing tennis.)(=私はテニスをすることが好きです。)