８種類の品詞〜高校英語
品詞については、８種類の品詞を知っておくといいでしょう。
※）冠詞は名詞にて説明しています。助動詞は動詞にて説明しています。
※）なお、このページでは中学英語は理解できているという前提の下、高校英語の文法を解説しています。中学英語が理解できていない場合は、あらかじめ、「基本にカエル英語の本（スリーエーネットワーク）」「もう一度中学英語（日本実業出版社）」「眺めてわかる英語の本（あさ出版）」のいずれかを読むことをお勧めします。
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名詞
たとえば「Kenji（ケンジ）」「baby（赤ん坊）」「peace（平和）」などのように、人、物、事象などの名を表す語のことを名詞といいます。英語では、名詞の前に「the」「a（an）」といった冠詞が置かれることがあります。
（名詞の例）
book（本）、desk（机）、apple（リンゴ）、table（テーブル）など
（冠詞＋名詞の例）
the book、a book、an appleなど
代名詞
たとえば「I（わたしは）」「his（彼の）」などのように、名詞の代わりに用いられる語のことを代名詞といいます。
（代名詞の例）
you（あなたは）、her（彼女の）、him（彼を）、ous（わたしたちの）など
動詞
たとえば「throw（投げる）」「write（書く）」などの動作を表したり、「know（知っている）」「have（持っている）」などの状態を表したりする語のことを動詞といいます。 なお、助動詞は動詞に含まれます。
※）助動詞とは？
たとえば、「throw（投げる）」に「can（ことができる）」を加えると、「throw（投げる）」という動作に「能力」が加わり、「can throw（投げることができる」となります。「can（ことができる）」のように動詞に意味を加える語のことを助動詞といいます。
write（書く）、drink（飲む）、know（〜を知っている）
（助動詞の例）
may〜（〜かもしれない）、must〜（〜しなければならない、〜に違いない）
形容詞
たとえば「beautiful（美しい）」「big（大きい）」のように、「〜い」「〜しい」の形になっている語のことを形容詞といいます（もちろん例外もあります）。形容詞は、名詞を修飾したり、補語になったりします（前者のことを「限定用法」、後者のことを「叙述用法」といいます）。
（形容詞の例）
small（小さい）、long（長い）など
（限定用法の例）
He has a black car.（彼は黒い車を持っている）
→「black（黒い）」は形容詞です。「black（黒い）」は、どのような「car（車）」なのかを説明している語です（＝「black（黒い）」は、「car（車）」を修飾しています）。このように、形容詞には、名詞を修飾する働きがあります。
（叙述用法の例）
This flower is beautiful.（この花は美しい）
→文の要素は、以下になります。「beautiful（美しい）」は、形容詞です。このように形容詞には、Cになる働きがあります。
S V C
This flower is beautiful.
（この花は 美しい）
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副詞
名詞以外を修飾する語のことを副詞といいます。よく「〜ly」の形になっています。
（副詞の例）
slowly（ゆっくり）、tomorrow（明日）など
（副詞の働きの例）
She speaks slowly.（彼女はゆっくりと話す）
→「slowly（ゆっくりと）」は、どのように「speak（話す）」のかを説明しています（＝「slowly（ゆっくりと）」は「speak（話す）」を修飾しています。
前置詞
名詞や代名詞の前に置かれる語のことを前置詞といいます。「前置詞＋名詞」の形で使われます。なお、「前置詞＋名詞」のことを前置詞句といいます。
（前置詞の例）
until〜（〜までずっと）、under〜（〜の下に）、before〜（〜の前に）など
（前置詞の使用例）
under the table（テーブルの下に）
→「前置詞＋名詞」の前置詞句になっています。
接続詞
語と語、句と句、節と節、文と文を結びつける語のことを接続詞といいます。
（接続詞の例）
and（そして）、but（しかし）、when（〜のとき)など
（前置詞の使用例）
I like apples and orenges.（わたしは、りんごとオレンジが好きです）
→andは、「apples and orenges」と、名詞と名詞を結びつけています。
間投詞
感情を表したり、呼びかけの時に使う語のことを間投詞といいます。単独で使われます。
（間投詞の例）
Oh（おお)、hello（こんにちは）など