第2文型〜高校英語

文型は、下記の5つあります。

第1文型 S+V(主語+動詞)
第2文型 S+V+C(主語+動詞+補語)
第3文型 S+V+O(主語+動詞+目的語)
第4文型 S+V+O(人)+O(物)(主語+動詞+目的語(人)+目的語(物))
第5文型 S+V+O+C(主語+動詞+目的語+補語)

このページでは、このうち第2文型について解説します。
※)なお、このページでは中学英語は理解できているという前提の下、高校英語の文法を解説しています。中学英語が理解できていない場合は、あらかじめ、「基本にカエル英語の本(スリーエーネットワーク)」「もう一度中学英語(日本実業出版社)」「眺めてわかる英語の本(あさ出版)」のいずれかを読むことをお勧めします。

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第2文型とは?

第2文型とは、「S+V+C」の語順の文型のことです。日本語訳は、「Sは〜です」になります(ただし、Vがbe動詞のとき)。

S      V        C
She    is     a  teacher.
(彼女は  先生  です)

第2文型は「S=C」の関係がある

第2文型は「S=C(SはC)」の関係があります。

S          V        C
This flower   is      red.
(この花は  赤い   です)

→「this flower(この花)=red(赤い)」の関係があります。

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Vにbe動詞以外の動詞が用いられることもある

第2文型のVには、be動詞以外の動詞が用いられることもあります。この場合も、「S=C(SはC)」の関係が成り立ちます。

S          V        C
She      looks      happy. ……(A)
→「She = happy(彼女は幸せ)」の関係が成り立ちます

というわけで、第2文型の英文を日本語訳にする場合は、「S=C」に、Vの意味を加えるといいでしょう。

S          V        C
She      looks      happy.
→「She = happy(彼女は幸せ)」の関係が成り立ちます。
→これにlookの意味を加える
→「She = happy(彼女は幸せ)」+look(に見える)
→彼女は幸せに見える

なお、この方法は、(A)が第二文型の文だとわからないと使えません。
第二文型だと判断する方法として、「S=C」が成り立つのか見る方法がありますが、それ以外にも第二文型でよく使われる動詞を覚えておくといいでしょう。

・状態や変化を表す動詞
keep〜(〜のままである)、become〜(〜になる)など

・五感を表す動詞
feel〜(〜の感じがする)、,smell〜(〜のにおいがする) 、taste〜(〜の味がする)、look〜(〜に見える)、sound〜(〜のように聞こえる)など

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