第3文型〜高校英語

文型は、下記の5つあります。

第1文型 S+V(主語+動詞)
第2文型 S+V+C(主語+動詞+補語)
第3文型 S+V+O(主語+動詞+目的語)
第4文型 S+V+O(人)+O(物)(主語+動詞+目的語(人)+目的語(物))
第5文型 S+V+O+C(主語+動詞+目的語+補語)

このページでは、このうち第3文型について解説します。
※)なお、このページでは中学英語は理解できているという前提の下、高校英語の文法を解説しています。中学英語が理解できていない場合は、あらかじめ、「基本にカエル英語の本(スリーエーネットワーク)」「もう一度中学英語(日本実業出版社)」「眺めてわかる英語の本(あさ出版)」のいずれかを読むことをお勧めします。

スポンサード リンク


第3文型とは?

第3文型とは、「S+V+O」の語順の文型のことです。日本語訳は「SはOをVする」になります。

S   +   V     +   O
She +  teaches  + Japanese.
(彼女は日本語を教えています。)

第3文型は「S=O」の関係が成り立たない

第2文型は「S=C」の関係が成り立ちますが、第3文型では「S=O」の関係は成り立ちません。
※)詳しくは、「第2文型と第3文型の見分け方」のページに書いています。

S     V     O
She   knows   me.
(彼女は私を知っています)

→「She(彼女)=me(私)」の関係は成り立ちません。

気をつけるべきケース

文の要素のところで、「Oは『〜を』『〜に』にあたる言葉」と説明しましたが、Oは「〜が」「〜に」「〜と」「〜について」などの形になることもあります。また、「〜を」「〜に」の形になっていても、Oではないこともあります。注意しましょう。

S    V     O
I    like    apples.
(私は  りんごが  好きです)

→「apples(りんごが)」と「〜が」の形になっていますが、Oです。

S    V     M
I    live    in Tokyo.
(私は  東京に  住んでいます)

→「in Tokyo(東京に)」と「〜に」の形になっていますが、Oではありません。「前置詞+名詞」ですので、Mです。

高校英語が苦手なアナタへ