文法の参考書を読むのを、途中で挫折してしまう理由〜高校英語

「高校英語が苦手で、克服しようと、書店に文法の参考書を買に行く。英語の書棚の目立つ位置にある文法の参考書を手に取り、家で勉強しようと思ったものの、数日で挫折……」

このようなことを経験した人も多いのではないでしょうか。
なぜ、文法の参考書を読んでいる途中で挫折してしまうのでしょうか。
その理由は2つあると思います。

・1つ目は、文法の参考書の選び方を間違えていること。
・2つ目は、文法の参考書の利用方法を間違えていること。

なぜ、そういえるのでしょうか。

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文法の参考書の選び方を間違える理由

なぜ、適切な文法の参考書を選び間違えるのでしょうか。

1つ目は「書店の事情」です。
日々、たくさんの新刊が発刊され、書店に送られてきます。だから、書店員にはその全部に目を通して、真に役立つ本だけを書棚に並べるのようなことはできません。英語の参考書をたくさん出版している会社の本を並べがちです。だから、書店のいい位置にある本だからといって、必ずしも役立つわけではないのです。

2つ目は「自分に合った参考書が選べない」です。
中には、英語学習をしていて、英語の書棚を充実させようとしている書店員もいると思います。しかし、いくら書店員が熱心に英語学習をしていたとしても、教えることに関しては素人です。どのような状況の人に、どの文法の参考書が適するかまでは把握できていません。だから、ある特定のレベルの人には役立つ本が書店の書棚に置かれることがあっても、それ以外のレベルの人には不向きの参考書が並べられている可能性もあります。

というわけで、何も考えず、書店の書棚の目立つ位置にある参考書を選ぶと、自分のに合った参考書を選ぶことができないというのは、わかっていただけたと思います。
では、どうすれば、適切な文法の参考書を選ぶことができるのでしょうか。
次のページで説明します。

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文法の参考書の利用方法を間違えている

文法の参考書を買ったら、最初のページから読み進めているのではないでしょうか。
それは間違いとはいいません。
しかし、文法の参考書の種類によっては、そのように読み進めると途中で挫折してしまいます。
たとえば、以下のように、参考書の種類によって、勉強法を変えるべきです。

・最初のページから、じっくり読み進めていい文法の参考書
・最初のページから読み進めていって、つまづいても気にせずにザッと最後まで読む。それを数回繰り返した方がいい参考書
・高校英語の問題を解いていて、解説を読んでいてもわからない文法項目があったとき、それに該当するページだけ読むべき参考書

詳しくは、次のページ以降で解説します。

適切な文法の参考書を、正しく利用すれば挫折しない

話をまとめると、適切な文法の参考書を、正しく利用すれば、文法の参考書を買ってきても途中で挫折しないということです。
参考書を買っても、すぐに挫折してしまうというのは、アナタに責任があるわけではなく、このことを知らないだけだったのです。
というわけで、次のページ以降では、具体的にどうすれば適切な文法の参考書を、正しく利用できるのかについて解説していきます。

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