文法の参考書の種類〜高校英語
文法の参考書を使って、どのように勉強すればいいのか、すなわち、「勉強方法」が間違えていると、参考書を読んでいる途中で挫折してしまいます(文法の参考書を読むのを、途中で挫折してしまう理由)。
では、どのように勉強すればいいのでしょうか。
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まずは、文法の参考書の「種類」を知ろう
書店に行くと、さまざまな文法の参考書が販売されています。
これらの参考書、どこが違うと思いますか。
まず、思いつくのが「レベル」です。
小学校英語、中学英語、高校英語、受験英語とレベルが異なります。
実は、それ以外にも違うところがあります
それは「種類」です。
たとえば、同じ高校英語の参考書でも、「講義風」の参考書もあれば、「まとめ」の参考書もあるといったように「種類」が異なるのです。
具体的にいうと、以下です。
(1)高校英語で学習する文法のうち、一部が、わかりやすく丁寧に解説されている参考書(講義タイプ)
たとえば、「まるで授業をうけているように、わかりやすく高校英語を解説している参考書」や、「予備校講師が教える高校英語」のような感じの参考書です。高校英語で学習する文法の一部しか解説されていませんが、丁寧でわかりやすい解説がなされています。
(2)辞書のように、あらゆる文法項目について解説している参考書(辞書タイプ)
たとえば、「forest(桐原書店)」のような参考書です。高校英語で学習する、あらゆる文法が解説されています。ただ、解説不足でわかりにくい面もあります。
(3)「まとめ」の参考書
高校英語で学習することが、うまく、まとまっている参考書です。
※)それ以外にも種類があります。詳しく知りたい人は、英語の参考書をご覧になってください。
同じような参考書に見えても、このように種類が異なります。
それを知らないで、文法の参考書を購入するから挫折してしまうのです。
どういうことでしょうか。
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文法の参考書の種類によって利用法を変えよう
たとえば、高校英語が得意な人から「高校英語で学習する文法がすべて一冊にまとまっている参考書がいい」と聞き、上記(2)「辞書のように、あらゆる文法項目について解説している参考書」を購入したとします。
しかし、最初の数ページを読んで挫折。
しばらく経ってから、また英語学習の意欲がわいたとします。
どういう参考書を買いますか。
高校英語が得意な人が薦めているわけですから、きっと、同じような上記(2)の種類の参考書を買うことでしょう。
そうなれば、ふたたび、挫折するのは、容易にわかります。
参考書の種類に応じて、何冊買うのか、どのように利用するのかを変えるようにしましょう。
詳しくは次のページ以降で解説します。