文法の参考書の勉強方法〜高校英語

文法の参考書の勉強方法を知らないと、参考書を読んでいる途中で、英語学習に挫折してしまいます(文法の参考書を読むのを、途中で挫折してしまう理由)。
では、挫折しないためには、どのように勉強すればいいのでしょうか。
文法の参考書の種類によって、勉強方法を変える必要があります。
どういうことでしょうか。
※)ちなみに、文法の参考書は、以下のようにいくつかの種類に分類できるのでした。

(1)高校英語で学習する文法のうち、一部が、わかりやすく丁寧に解説されている参考書(講義タイプ)
(2)辞書のように、あらゆる文法項目について解説している参考書(辞書タイプ)
(3)「まとめ」の参考書
※)それ以外にも種類があります。詳しく知りたい人は、英語の参考書をご覧になってください。

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講義タイプの参考書は「わからないところ」を重点的に読む

上記(1)「高校英語で学習する文法のうち、一部が、わかりやすく丁寧に解説されている参考書」は、前に書いた通り、「わからなかったところ」を「わかる」ようにするために読みます。
だから、たとえば、「another、others、the otherなどの使い分けがわからない」と思っていれば、「代名詞から読む」という感じで、「わかりにくい」と感じているところから、読んでいくといいでしょう。もし、 何回読んでもわからなければ、別の講義タイプの参考書を購入して、わかりにくいと思っているところを読むといいです。著者によって説明方法が異なることが多いので、別の参考書を読めばすんなり理解できることが多々ありますから。
そして、時間があるなら、「確認」のために最初のページから読み流していくといいでしょう。

辞書タイプの参考書は問題集とセットで使う

上記(2)「辞書のように、あらゆる文法項目について解説している参考書」は、最初のページから読んではいけません。分厚くて、説明が不十分のため、読んでいる最中で挫折する可能性が極めて高いためです。では、どのように利用すればいいのでしょうか。

それは、「問題集」と併用することです。
具体的には、知らない単語があれば辞書で調べるのと同じで、 問題集の解説を読んでもわからなかったところだけ、辞書タイプの参考書を読みます。

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まとめの参考書と問題集は「まわす」

上記(3)「まとめの参考書」と、問題集は、「まわす」といいでしょう。
まわすとは、どういうことでしょうか。

<まとめの参考書の場合>
1.わからないところがあっても飛ばして、とりあえず最後まで読みます(「1回まわした」といいます)。
2.ふたたび、最初から読みます。1と同じく、わからないところがあっても最後まで読みます(「2回まわした」といいます)
3.これを繰り返します。具体的には、3回、4回とまわしていきます。

<問題集の場合>
1.とりあえず、最後まで問題を解きます。わからなかった問題、間違えた問題は、解説を読みます。解説を読んでもわからなければ、辞書タイプの参考書、講義タイプの参考書を読みます(1回まわしたといいます)。
2.ふたたび、問題集の最初から解きます。上記1のとき、正解してすでにわかっている問題は飛ばします。上記1のとき、わからなかったり、不正解であったりした問題を重点的に解きます。わからなかった問題、間違えた問題は、解説を読みます。解説を読んでもわからなければ、辞書タイプの参考書、講義タイプの参考書を読みます(2回まわしたといいます)。
3.上記2を繰り返します。

この「まわす」という方法は、受験勉強、資格取得の勉強などで、よく用いられています。

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